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カスティエル

アンジュタル族の天使守護者

年齢:20歳

身体的特徴:短い金髪、青い瞳、しっかりした体格。天使守護者の名門出身で一族である事を示す装飾が首の下に施された青と金の鋼鎧を着用している

能力:戦闘、防御、人間の習慣、ジョーク

魔法:光系

性格:カスティエルは困難な状況でも常に笑顔を絶やさない、有能な戦士である。彼は人間の文化について学ぶのが好きで、非常に奇妙な概念であるユーモアに魅了されている。彼は騎士道精神を持っているが、時として他の男性から軽薄に見られることがある。

アンジュタル族の天使で軍事的な役割を担っています。任務につく使徒を護る守護者であり、少年のように幼く見えますが、実はすでに多くの経験を積んでいます。また命令を受けると迅速に行動する実行力も持ち合わせています。

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Back Story

カスティエルは天界法務省の立派な建物の外で居心地の悪そうな笑顔を浮かべ、眉を少し緊張させながら正面玄関の大きな金色の扉を見つめていた。
 彼の最初のパートナーがいつ出てくるのか分からなかったし、どんなふうに心の準備をしたら良いのか分からなかったのだ。
とても長い時間が経った後、緑色の目をした驚くほど幼く見える使徒がついに出てきた。彼女は疲れた目で彼を見つめ、軽く頭を下げた。
「あなたが私の新しい守護者のカスティエルね。私はザリアよ、ご存知の通り。さあ、行きましょうか」
「ああ、ようやくお会いできて光栄です、使徒ザリア!さっそくですがブリーフィングをしませんか?」
「いいわね、でも待って。私は今お腹がペコペコなの。お茶とサンドイッチでもいかがかしら?私がおごるから」
彼女はカスティエルの背中を軽くたたくと、カスティエルは安堵のため息をついた。
彼は、驚くほど豊富のメニューで有名な小さなカフェに入っていく彼女についていった。
「お帰りなさい、使徒ザリア!いつものでよろしいですか?」店主の銀色のロボットがすぐに彼女のことを見つけると親しげな口調で話しかけてきた。
「ええ、お願いします。今日は私の新しいパートナーの分もくださいね」とザリアはカフェの隅のテーブルに腰掛けるとカスティエルにも座るよう促した。
「かしこまりました。看板メニューの不思議な喜びの2皿と、天上のブレンドをすぐにお持ちします!」
カスティエルは居心地の良い喫茶室を見回し、華麗で折衷的な装飾に目を奪われた。色とりどりの茶葉や奇妙なオブジェが並ぶ棚が、この場所に魔法のような雰囲気を与えていた。彼はザリアの向かいに座ると、好奇心と期待が入り混じった気持ちになった。
ザリアは椅子の背もたれに身を預けると、その疲れた目をいくぶんやわらげた。
「で、カスティエル、あなたのことを少し教えてくれない?なぜ守護者になろうと思ったの?」
カスティエルは一瞬ためらってから、微笑んだ。
「ええと…あまり考えたことがなかったんです。自然な流れだったので。守護者の役割について知ったとき、自分にぴったりだと感じたんです。あなたは?使徒になったきっかけは?」
ザリアは静かに笑った。
「話すと長くなるから手短に言うと、私は幼い頃に魔法に関して天賦の才能があることを見出されたの。それで天界の命令で、私はここに引き取られ、訓練を受け、今に至るわけ。どの任務も決して楽ではないけれど、私たちのしていることが正しいと信じているわ」
店主が、さまざまなサンドイッチが載った2枚の皿と、湯気の立つ紅茶のポットを持って戻ってきたので、会話は中断された。エキゾチックなスパイスの芳香が辺りの空気を満たし、カスティエルは無意識のうちにごくりと唾を飲み込んだ。
「どうぞ!召し上がれ」
店主は微笑みながら言った。
ザリアは紅茶のポットを手に持つと、かすかに天上の輝きを放つ液体を注いだ。彼女はカスティエルにカップを手渡し、カスティエルは慎重に一口飲んだ。その味は彼が今まで味わったことのないものだった。花のような、スパイシーな香りが、彼の感覚を活気づけるようだった。
「さて、私たちの任務についてだけど…」

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